2012年9月12日水曜日

ドラム缶風呂


宮城県伊具郡丸森町の筆甫にある両親の庵です。福島の霊山町のすぐ隣りの村です。福島県飯舘村の北で、近くです。コンビニもカラオケスナックも無い、山間のど田舎です。猿やイノシシやハクビシンなどいろいろ出て、農作物を食べに来ます。
やっぱり放射能の影響があります。測ってみたら、家の中では0.4マイクロシーベルトパーアワー、家の周りは1マイクロシーベルト、溜まってるところでは2.5マイクロシーベルトです。畑の表面は、1マイクロシーベルト、少し掘り起こすと0.4マイクロシーベルト程でした。
左にドラム缶風呂、家の外の水道からホースで水を入れます。家が山の上にポツンとあるので、下の方にポンプが設置してあり、そのモーターで水をここまで上げてます。水は井戸水なので、夏は冷たいです。冬の間は零下10度にもなり、さすがの両親も福島市の実家に避難します。

親父と近所のオヤジさんとの合作。ドラム缶は区長から貰い物。スノコをお湯に浮かべて、足でそっとドラム缶の底に沈めて入ります。囲いがありますが、基本的に丸見えです。誰も見てないから大丈夫。
何やら怪しげな煙が…。
そうです、81歳の親父が風呂を沸かしてます。
踏み台に洗い場。
いい湯だなぁ~♪ いつか薄汚れた都会から逃げ出し…庵を結ぼう。鴨長明や吉田兼好のように…。ブッダのように乞食になれるかなぁ…。
親父も撮ってあげるよ、ハイ、チーズ!
ドラム缶風呂からの眺め。向こうに山、川が見降ろせます。ここは少し高台。
最後に次の日、お湯を空ける。
煙突に触ると熱いので注意。
向こうのトタンの目隠しの囲いには鏡。
火床。ゴミも燃やせる。