2021年6月27日日曜日

方丈記と 鴨長明の 人生 NHK 古典講読

方丈記と 鴨長明の 人生 NHK 古典講読 52 本の動画

※コロナなので、こんなものを読んでます。あとコロナのことを思わせる、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』(全7巻)も少しづつ読んでますのだ。

災害の多い日本に生きてると、こんなものを読みたくなるものだ。平安から鎌倉、貴族の時代から平家や源氏の武士の時代へ移り変わる激動の時代に生きた鴨長明。『発心集』では、うちの近くの入間川の氾濫にも言及がある。『方丈記』には、台風・竜巻・大火災・飢饉・平家による奈良の大仏・東大寺などの焼き討ち(反平家勢力だった)…など実際自分の目で見たものを正確にルポルタージュしているのがジャーナリスティックで迫力がある。

※因みに西行が自分の子供である女の子が、久しぶりに会う父(西行)に寄ってきた時、足蹴にしたらしい。これが引っかかって僕は仏教に距離を置くことにした。家族の縁を大事にしない、縁を切ることを正当化する修業は、なんだか違うからだ。でもこれが世界の『普遍宗教』のパワーなのかもしれないが、自分の“吹き溜まり的日本列島的”感覚のほうを優先しようと思う。

方丈記 作:鴨長明33分ぐらいで朗読が聴けます。

方丈庵を解体してみる…実際鴨長明が住んで、自給的な生活をした組み立て式庵について書いてくれてます。

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