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2024年5月25日土曜日

松岡正剛

 


下記2冊を読んでいます。何で日本がこんなんか、博識セイゴウ翁が解り易く世界の歴史を紐解いてくれる。学校の勉強に馴染めなかった僕だが、茂木誠先生とは違った視点からも歴史を観れるので、楽しい。
でも最近もっと面白いのが、生き物の世界だと思うことの方が多いのは確かだけど…自然との関わりから、人間の歴史を観るのも面白いだろうと思う。たぶん縄文人の方が感覚が研ぎ澄まされていて、生き物のコミュニケーションを理解していたと思う方が自然だと思う。

『17歳のための世界と日本の見方~セイゴオ先生の人間文化講義』

『誰も知らない世界と日本のまちがい~自由と国家と資本主義』

2023年1月10日火曜日

日本から見たサピエンス全史#5◉田中英道◉縄文時代の日本は世界最初の文明国家だった!

日本語のルーツは縄文人の無文字の言葉。文字以前の発する言葉や行為が先なのだ。文字にすると固定されてしまい、誤解を生む種を作ってしまうのを畏れたようだ。ケルトやアボリジニやアフリカや縄文(原日本人)やアイヌ(11世紀に日本に移住した民族)も無文字で口承だったし、目に見えないものの方に大事なものがあったのだ。そんな無文字社会には豊かな文化文明があった。はじめに文字なんてないのだ。日本語は縄文人が基礎を作ったのは明らかだ。
紛争死史観の大陸中国から漢字を取り入れた際も、その日本語の核心や魂を失わず、訓読み・仮名・カタカナを作り出し上手く融合し、日本の文字を作って日本を守った。律令国家として自立し、『古事記』『日本書紀』を編纂した。

養老孟司先生もよく言うが、言葉や情報は命の流れを切ってしまい固定する行為だということだ。食道・胃・腸…みんな繋がって連絡しあって動いているので、どこから胃だとか腸だとかはっきりしてるわけではない。日本人は流れを流れとして無常なものとして捉えたいと考える。これは日本人の美学であり、生きとし生けるものや生命への畏怖の念なのだ。
狩猟社会の縄文人は特にそうなのだ。
都市は脳化社会で、情報という人工化・固定化したものを重宝がる。流れるものを見えなくし隠して生きている。固定した答えを覚えた人間が、エリートサイコパスになっていく…。
言葉は平たく言うと、みんな同じってことだ。ふわふわして流れるものをピンで留めて、ほらこれがそれだよって吊るし上げ掬い取る。掬い取った先から零れてるのに、それはもう過去のものなのに、いかにもそれっぽく見せる。しかしそれには畏怖の念がない、みんな一つ一つ一人一人違うのに便利なツールとして同じだと言う、命そのままじゃない。はじめに言葉なんて無い。

現代に生きて縄文土器を再現し作ってる人が面白いことを言ってた。縄文土器の文様は意味など考えず、楽しく作っているうちそうなっちゃった…魂を遊ばせる感じ浮遊するって命そのものじゃない?

2022年12月12日月曜日

田中英道「日本とユダヤ人の歴史的考察(近現代史研究3 )」【日本国史学会】「第四十三回連続講演会」 (2017/02/25)

芸術も含め統合的な人間の精神文化についての田中先生の話は、刺激的だし腑に落ちます。人間だけのフィクションやグローバリズムや革命の話になってないで、自然という地域に根差したものの考え方やり方~土着のナショナリズム・共同体の大切さや強さを説いてます。
田中先生の話にも出てきたヒレア・ベロックBelloc,Joseph ですが、   彼は資本主義も社会主義も人間性の根本である自由を奪い、人間を隷属状態につなぐものだという本質を見抜いていたようです。この一世紀の歴史を見れば、ソ連型社会主義は崩壊し、資本主義への疑問と懸念を深める事態が進行し、さらに80年代以降民営化や規制緩和を進め投資をキーワードとする新自由主義が登場して、世界の様々な地域で格差や貧困を拡大させている現実は、ベロックの洞察の正しさを裏付けてます。
 ベロックは、人間が人間本来の自由を獲得できるのは第三の道、「私有財産分配主義、あるいは分産主義」(Distributism)であると主張。少数の資本家のために働くのでもなく、社会主義的な社会で“国家畜”として官僚のために働くのでもない、まさに自分自身のために働く社会の実現を目指して、全員が生産手段を所有する自由人たるべきだと主張したのでした。参考図書→ユダヤ人―なぜ、摩擦が生まれるのか』“ The Jews ” (1922年)

【参考資料】
日本から見たサピエンス全史#4◉田中英道◉古墳時代 日本に渡来したユダヤ人。埴輪・天皇・国家という名の家族。
※日本の古墳時代(3世紀〜7世紀)、中国の弓月国から百済を経由してやって来た渡来人~秦氏という氏族は、ユダヤ人(景教・ネストリウス派)。弓月君の子孫は葛野秦氏などを中心に各地の秦氏の流れへと繋がる。天皇家に協力して朝廷の設立や山城国等の開発などに大きく貢献したとされている。職能集団でもある彼らは聖徳太子を助け、大仏を建立し、道鏡の企みから天皇を守り、世界に類を見ない「天皇」という存在の重要さありがたさを知ったのです。このお話は「日本ユダヤ同祖論」ではありません。渡来人の中にユダヤ人がいて、影響力を及ぼした時代があるのではないか?という歴史的検証であり、外国の血・民族を同化する力が、古来より日本にはあるのではないか?という考察になってます。
日本は大陸の紛争死史観に染まらない、あるいは日本の共同体に同化させるだけの魅力を感じさせたり、あるいは大陸の策略を跳ね返す日本人の精神史…。

日本から見たサピエンス全史#8◉田中英道◉天武天皇の偉業とユダヤ×西洋に対抗する方法 ※神道はまず自然道で、日本は日高見国という太陽信仰の国だったのです。だから日本人の文明の本質は自然信仰という摂理、多神教で成り立っているということです。
日本から見たサピエンス全史#11◉田中英道◉日本に渡来したユダヤ人は日本文化に同化した日ユ同祖論ではありません!)

2022年12月7日水曜日

ユダヤの歴史

世界や国家や共同体に混乱を起こし不安定にさせ対立させ、戦争やパンデミックを起こし利用して彼らが儲かる仕組みを作ったドイツのフランクフルトから始まったユダヤ資本ロスチャイルド家の260年の歴史…面白いけどまた今度ねって言ってたので、今回はなぜそんなになって来たのかを茂木誠先生の講義で、もっと長いスパンのユダヤの歴史のお勉強って訳ですが…。
ユダヤグローバル資本が世界を支配してるって、かつて1890年代の終わりから1900年代の初めにかけてロシアが流したフェイク文書(シオン賢者の議定書)があるが、世界はそんなに単純じゃないっていう茂木先生の講義ですが…戦ってる両側からの主張を視野に入れる必要があるようです
でもグローバル資本が絡んでいる国はやっぱり世界を支配する大国になってるもんなぁ…。資本主義や共産主義って同じグローバリストで、ナショナリズムや共同体を攻撃し国家・共同体を無くし国境・伝統精神文化などを無くそうとする。そんな連中だけで、裏で取引してるって感じ…。そんな中で、フェイク文書も出てきたのですねぇ。

あと茂木先生が国連って言うけど、国連主義は現在というか最初から戦勝国のグローバリストのものになってるのだが、茂木先生によると…まあマシで、今の国連が無くなったらまた19世紀の力による支配に戻るって言ってるのだが日本は敗戦国条項で蚊帳の外、さてさてどなることやら…
でも大陸って恨み辛みの紛争死史観で恐ろしい残虐な歴史であることは確か、気持ち悪くなってくるほどだ…。いつも利用され被害を受けるのは、どこの国でも普通の人たち…。
それで日本はどうなんだろう中国・アメリカに挟み撃ちにされてるし…戦後の日本はアメリカに牙を抜かれ、経済的にも軍事的にも強くならないように上手くコントロールされてきたし…

※講義がかなり長いので、ウクライナ関係からはここから→
【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史①】キエフ公国の誕生と滅亡|茂木誠     【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史⑦】ウクライナ戦争の見方|茂木誠

※おまけです→【日本とユダヤの奇妙なつながり】日ユ同祖論を深堀りします│茂木誠×吉岡孝浩
古来からユダヤ人と交流があった日本(長い髭・長いもみあげ・帽子を被った形の埴輪ユダヤ人埴輪がたくさん発見されてる)、田中英道先生の研究も感じさせる…が、日本人(縄文人)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説日ユ同祖論は否定してる。田中英道先生によると、たまたま日本人(縄文人)がいたところに来ただけだということだ。まず中国に入り、後にその地から追われるように日本に入ってきたユダヤ人。彼らと仲良くなってその血を受け継いだ日本人たちも居るんじゃないかなと妄想したりして…。因みにユダヤ教の保守系は日本が好きらしい。

【追加資料】
日本から見たサピエンス全史#4◉田中英道古墳時代 日本に渡来したユダヤ人。埴輪・天皇・国家という名の家族。
日本の古墳時代(3世紀〜7世紀)、大陸からの渡来人には、ユダヤ人が多くいたと考えられます。その証拠がユダヤ教徒の姿をした埴輪です。また、秦氏という渡来人の氏族は、ユダヤ人だったと考えられます。彼らは聖徳太子を助け、大仏を建立し、道鏡の企みから天皇を守り、世界に類を見ない「天皇」という存在のありがたさを知ったのです。
このお話は「日本ユダヤ同祖論」ではありません。渡来人の中にユダヤ人がいて、影響力を及ぼした時代があるのではないか?という歴史的検証です。そして外国の血・民族を同化する力が、古来より日本にはあるのではないか?という考察です。

2022年10月25日火曜日

【伊藤貫の真剣な雑談】第9回「プラトン哲学と国家の独立」[桜R4/10/8]

日本人は親鸞の悪人正機説を考えてみても、人間の中に「仏性」があると信じて、悪人こそ救われるべきだといった考えがあり、そんな性善説でやって来たと思う。
明治維新以降、それこそ西欧に開き、付き合わなくちゃならなくなった。そこには紛争死史観の性悪説の連中とどう付き合うかってことになってきちゃった。
そっちが先に攻めたし、負けたんだから、すべて取られても仕方ないねって、普通に考える…。パワーオブバランスで、核を持たない国は真面に相手にしないよって、世界の強国は普通に考える。
今の日本政府は、相手の言うまま世界に合わせるだけ…の政治哲学しかないので、やられっぱなしで利用されっぱなしになる。アノミーなのだ。
啓蒙思想により人間中心主義なった西欧と、日本の精神文化の付き合い方を考えざるを得ないことになってきている…ということは、日本の古典的精神文化をもう一度確認して自分に引き寄せ、発信して、今生きていく意味、存在価値(所有価値じゃなく)を見出して行くことが大事だと感じる。

プラトンによると、民主主義やってるとホントに優れた政治家が出てこないってのは、優れた洞察だなぁ…笑った。徳のある生活を日本人がするには、今の人間欲望主義の上っ面な頭でっかち尻つまりの金塗(カネマミ)れの狂った世界じゃやっぱり核武装しなきゃならないのかなぁ…。

この世は地獄であり、天国でもある。そん中で生きるには、欲塗(ヨクマミ)れの人間は、自然を宇宙を核に、循環(動的平衡・川の流れは絶えずして…の無常観)を意識しながらホントは生き抜かねばならない。エコなどという嘘っぱちの正義のSDGなんて惑わされながら、僕たちはバランスを保ちながら生き続けなければならない。持続可能性なんてみんな嘘っぱちの金塗(カネマミ)れ欲望の固まりだとしても…。人間は犬に食われるほど自由って、ちゃんと日本の過去にはあったわけだし、受け入れなくっちゃ。 
脳化社会は情報でコントロール可能だと思ってるだろうけど、言葉によってすべて解るって思うだろうけど、その前提は「すべて同じってことにしよう」って、人間だけの約束があるに過ぎない。すべて同じにすることで飛躍的に世界を扱い易くしたし、発展もしたのは確かだけど、ホントは多種多様な膨大な生き物が自分の体の中に暮らし、すべて一瞬一瞬の流れの中を動的平衡を保ちながら泳いでるに過ぎない…ので、動的平衡が崩れエントロピーが増大して、僕という動的平衡がバラバラになって世界に戻って行く時には、どうせならみんなの前で、ハイチーズ!…笑って死にたいなぁ。

2022年3月20日日曜日

日本から見たサピエンス全史#1◉田中英道◉西洋人が描く世界史は戦争と破壊の歴史なので日本人が描く世界史を始めます

40歳のイスラエル人歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが書いた『サピエンス全史 - 文明の構造と人類の幸福』(2016年 / 河出書房新社)という本が全世界で800万部を突破するベストセラーになり話題になって、僕はアニメーションを使ったそのTV番組などを観た。
すごく魅力的で面白かったが、田中先生のこの番組を観てもっと驚いた。ハラリの一神教から見た世界と多神教の日本も入れた世界史はやっぱり違うのだ。ぼくは一神教があんまり好きじゃないし、しっくりこない。
この田中英道さんの『日本から見たサピエンス全史』はシリーズ化して今もこのYouTubeで続いていて、すごく面白いので少しづつ観ている。
研究者の見方なので、絵を描く人間とちょっと違和感を感じるところがあるが、それでも面白い。僕はアール・ブリュットは面白いので好きです(^_-)-☆

2020年9月16日水曜日

お金の歴史:「物々交換」というウソ

お金の歴史2:物から消された記憶
お金の歴史3:王様の借用証書と植民地支配 

※これら上記の岡崎直子さんの動画は…『負債論──貨幣と暴力の5000年』(2016)デヴィッド・グレーバー を解説してくれてます。
人類学者デヴィッド・グレーバーの他の主な著書:『アナーキスト人類学のための断章』(2006年)、『官僚制のユートピア』(2017年)

※2020年9月、つまり今月の2日に亡くなった人類学者デヴィッド・グレーバーが、コロナ感染拡大している5月にインタビューに応えていた→

※下記の岡崎直子さんの動画を、考えるきっかけとして追加しておきます。
岡崎直子のトークライブ#022 お金の本性【フルバージョン】

※現在の貨幣は、一神教のキリスト教のゴッドから来ているのを日本人は忘れてはならないと思う。明治時代以降、僕たち日本人はキリスト教の作り出したもの(ゴッドが生み出した世界でのゴッドの代理人、責任者としての人間=人間中心主義や理性で…世界を物として扱うやり方・それが生み出した科学・政治制度としての民主主義・自由・市民・14世紀イタリアから始まり植民地支配としてグローバルに広がった資本主義・貨幣・愛…)に振り回されている…。絶対的なものを想定するやり方…何故か日本人には合わない…キリスト教の歴史も併せて今は勉強してます。

カルヴァンが言ったキリスト教の予定説…人間が何しようとゴッドが決める…これがゴッドの支配だし、ゴッドの沈黙。絶対神、世界をも作った…この宇宙をも作ったこのゴッドは、つまり他のすべての神様(日本の神様たちも…だ…いい加減にしてくれないかなぁ!)も作ったってことで、この世界の外側に居て…ってことらしい。どこまでいえば気が済むのか…。ぼくは個人的には恐ろしい一神教なのだ。それにゴッドの言葉である聖書にも矛盾がたくさんあるようで…。