2022年5月31日火曜日

※LIVE 5/26 16:00〜『ひとりがたり馬渕睦夫 #74』ウクライナ紛争のその後

ムツゴロウさんに似てる馬淵先生が復活してくれた。ウクライナ情勢のまとめをしてくれてる。

東部で市民を盾にしてたアゾフ大隊が投降してくれた。ウクライナ人のためなんて考えないゼレンスキーが、更にロシアが目の上のたん瘤アゾフをもついでに殲滅してくれるという当ても外れた。

プーチン大統領がすでに気づいていたジョージ・ソロス(資金提供者)とネオコンの世界統一戦略…グルジアやウクライナでのロシア潰しも失敗。

この世界統一戦略はパンデミックも入ってるようだ。なんだか持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals )も怪しいなぁ…。彼らグローバルな金儲け輩(ディープステイトなネオコン)は、口ではイイこと言って助けるふりをして天使の顔をして、悪魔の側に引き入れ、彼らの金儲けのために僕たちの共同体をバラバラに壊し、僕たちは利用され奴隷にされるって感じ…
そこには       魂の問題       など微塵も無い。
僕達はその中で成功するために“自分”の欲望を自由という名の下に無制限に開放し成功を夢み、気づいたら足元の家族や友人まで破壊してる… (-。-)y-゜゜゜
どうかみんな、自分と自分の故郷を大切に…
【追加参考資料】
" グローバリストの攻撃の中心は明らかにファミリー" - ヴィガーノ大司教、新世界秩序を語る 
ネオコン(ディープステイト)は新世界秩序を掲げ、伝統的な共同体をバラバラにし 破壊している。司教にも真面な人がいるんだなぁ…

2022年5月29日日曜日

【令和3年 年末特別対談】伊藤貫氏に聞く[桜R3/12/30]

この動画はウクライナ侵攻の2か月前の話。
今のウクライナに繋がる世界の流れと日本政府の対応には理由があることが解る。

ロシア+中国の同時侵攻~ウクライナ+台湾の可能性があったとは…。その場合、アメリカは対応不能になったようだ。

近い将来、日本の中国属国化はあるのだろうか…? そうならないためにはだけど…つまり戦争をしないという選択をした場合、現実的には核武装しなきゃならないことになるようだけど、日本は核武装可能な能力を持ってるし、核で平和を維持する自主防衛が可能らしい…。

この日本の周りの厳しい現実の中、このままだと8年から15年後中国の属国になってるという話が出てたが…でももしそうだとしてもホントに今の日本人にはその覚悟ができる精神性が持てるのだろうか…。侵攻されてから考えるって…たぶんそうなるかもねぇ…。若しくは積極的に日本の親中派が動いて中国の属国になるか…どうなんだろ? だって、報復しようにも軍法がないので、自衛隊が民間人扱いだし、敵国の誰かを殺したら個人的に殺人罪で裁かれるなんて、けっこうどう考えても矛盾だらけでおかしい感じになっているのです…

※ちょっと下記の動画観て!これが日本の現実。
日本の優しくイイ人はオバマが優しくて好きだって思うだろうけど…どれだけオバマがアナーキーで口先上手なかなりの詐欺師で日本人を馬鹿にした暗殺中毒の冷血人間だってことを知ったら、どれだけ自分が情けなることか…。キリスト教文化は契約の文化で、口約束はいくら破っても良いらしい。口ではイイこと言って、実際の契約書は全然違うことでもOK…今回のウクライナのことでも、アメリカはロシアにNATO加盟国は東側にこれ以上拡大しないって約束してたのに破ったのもそのやり方だったようだ。アメリカインディアンにもアイヌにやったことも、詐欺師のやり方で契約を利用するやり口!
【伊藤貫】クズ過ぎるオバマ裏の顔、エリートのモラル崩壊の原因[R1/10/26]
アメリカエリートのサイコパスがこれで判るが、日本のエリート財務省だって国民のことなんて考えてないサイコパス…なんだかなぁ…

【追加資料】
※ノンフィクション作家の河添恵子さんの中国の侵略の仕方についての指摘が面白い
【しかし、シンウルトラマンで描かれる異星人の侵略方法は、、、一般的にイメージされるような「武力」を用いたものではありません。例えば、、、
作中で出てくるザラブ星人は「友好的な態度」で、日本の政治家に近づき、、、裏から人間同士を操り争わせることによって地球を侵略しようとしてきます…。

他にもメフィラス星人という
「友好的な態度」を表向きは示し、裏側でどんどん侵略を進める…そういった「侵略者」の姿がシンウルトラマンでは描かれているのです。そして、描かれる日本の政治家たちは、一見「友好的」な侵略者たちを無碍にはできず、、、彼らの思う通りに操られてしまうのです…。

「平和だと思っていた自分の国が気づかぬ間に悪意ある誰かに奪われてしまう・・・。」
とても恐ろしいことだとあなたは思いませんか?こういった、侵略行為とは気づかせずに政治やビジネスの裏側から侵略を進める、、、
こういった侵略方法を「ステルス侵略」と呼びます。
そして現在、シンウルトラマンで描かれたステルス侵略の何倍も恐ろしく、しかも巧妙な手口で、、、世界各国が中国の手に落ちていってしまっている 】
と、河添恵子さんは指摘します。

2022年5月26日木曜日

【大澤真幸にきいた】ベーシックインカムとMMTから始まる脱資本主義

資本主義の代償をぼくらは今、見てる。このコロナで、災害で、そして戦争で、なんだかなぁと思ってる。
僕たちの生活で、その基盤を安定させ続けていけるにはどういう社会(共同体)を作っていったらいいか…。
社会学者の大澤真幸先生の指摘は参考になり、なんとなく真面な感じに思える。

ベーシックインカムMMT(現代貨幣理論)も長期的にはそれも資本主義の中で考えられた誇大妄想かもしれないが、とりあえずは僕たちの生活を考え直す余裕と機会を与えるのは、とてもいいことだと思う。

金儲けのために戦争やケチケチ財政や必要もない医療や奴隷的労働を強いるのは、どう考えても変なのだ。

2022年5月21日土曜日

2017年12月09日 西部邁ゼミナール 伊藤貫 「世界大分裂を語る」

これが国際政治かぁ…。ウェストファリア条約以降の国際政治。
※続きです→2017年12月16日 西部邁ゼミナール 伊藤貫 「世界大分裂を語る」【2】

1971年秋に周恩来ーキッシンジャー、1972年2月に毛沢東・周恩来ーニクソン・キッシンジャーの米中で 日本を独立国にさせない合意 をしてる。あれあれ…前にも言ったが 日米の核の共有なんてのが嘘 だと解る。ホントのことを議論しようとすると日本の政府は逃げるのが実態。吉田茂~吉田茂の流れの今の岸田までアメリカ属国のお伺い主義で変わらないようなのです。例外は重光葵石橋湛山のみ。三島由紀夫の気持ちが少しだけど分かってきた…

【伊藤貫の真剣な雑談】第4回「アメリカ人も呆れた、属国主義で核武装議論から逃げてきた日本の保守政治家達」[桜R4/2/5]

【参考資料】
アメリカという覇権国家の実態
2015年12月31日 西部邁ゼミナール 伊藤貫 佐伯啓思 アメリカニズムを如何にせん【1】
2015年12月31日 西部邁ゼミナール 伊藤貫 佐伯啓思 アメリカニズムを如何にせん【2】

2022年5月15日日曜日

2022/03/19 Russia and Ukraine Crisis Part2 (Mr.Kan Ito, Satoru Nagao, Mi...

国際政治ってほんと冷酷でアナーキーだということだなぁ…。

伊藤貫さん(外交アナリスト)の生々しいアメリカ分析、長尾賢さん(ハドソン研究所研究員)のインドの動き…など。

【前後の関連動画】
■2022/03/19 Russia and Ukraine Crisis Part 1(Prof. Kimitaka Matsuzato, Yoshihiko Okabe, Ruslan)
■2022/03/19 Russia and Ukraine Crisis Part3 (Discussion by Participants)

【参考動画】
【伊藤貫の真剣な雑談】第6回 伊藤貫×水島総特別対談「ウクライナ危機の深層~危険なネオコンの思い上がりと戦後保守の愛国ゴッコ」[桜R4/5/14]

スティーヴン・コーエン&ジョン・ミアシャイマー ロシア・フォビア(ロシア恐怖症)について

2022年5月13日金曜日

MrMAXおゆみ野店 母の日イベント2022


 MrMAXおゆみ野店 母の日イベント2022 

日時/2022年5月8日(日) AM11:00~PM4:00

場所/フォレスト広場 千葉県千葉市緑区おゆみ野中央2丁目3番1 TEL:043-300-5505

交通/JR京葉線蘇我駅前のデイリーヤマザキで、10:10宮野さんの車送迎あり。

出演画家:さいとうあきら

※今回はワンちゃんが多かった。今回もお世話になってる中井川オフィスの中井川社長の愛犬が17歳で亡くなったので似顔絵を頼まれ、かなり悲しんでる…当たり前だけど…なので気持ちを込めてお描きする(^_-)-☆ マスクを取ると間寛平ちゃん似のご婦人との会話がかなり面白かった。

大樹生命 埼玉西支社川越統括営業部 生保採用イベント

日時/2022年4月26日(火) AM11:00 ~PM4:00 場所/埼玉県川越市脇田本町15-10 大樹生命川越駅前ビル TEL:049-245-8621 担当:小椋

/自宅から車で50分(通勤時間帯9:00発)。駐車場/案内10:00路上で待ち合わせ 出演画家:さいとうあきら

※また呼んで頂いた、感謝。お客さんも面白い人がいて、葬式のプロデューサーをしてるご婦人の話も面白かった。前回の担当だった高橋さんは新潟に転勤になったので、今回は小椋さん。楽しかった。帰るときスタッフみんなで見送ってくれて恐縮(^^)/ 帰り、ちょっと近くの読売日テレカルチャーセンターに寄って、偶に手伝う原田タカオ先生の似顔絵教室のパンフレットを観てたら職員のご婦人に声をかけられたので、お世話になったお礼と近くまで似顔絵イベントにやって来たのでと訳の分からない挨拶をする(;^ω^)

2022年5月11日水曜日

世界的な米国際政治学者・ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」【日本語字幕付き】

アメリカのやってきたことを、1994年のウクライナの核放棄に反対し、ロシアの侵略を予言したジョン・ミアシャイマー歴史的に解説してくれている。かつての日本の戦争のことにも触れてるので、観てみてください。

※東洋経済オンラインで次のような記事が載ってる。以下、記事の内容です。
ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相 シカゴ大教授が非難、YouTube再生100万回以上 高橋 浩祐 2022/04/03 11:00

ロシアのウクライナ侵略で故郷を追われ、命懸けで国外に脱出する大勢の人々。街が破壊され、黒焦げになった病院や住宅。そして、日々犠牲となっている無辜(むこ)の子どもたち――。ウクライナの戦場を伝える悲惨な映像や写真を見て、「いったい何がこのような軍事侵攻を招いたのか」と疑問を募らせている読者もきっと多いことだろう。
 筆者は、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した2月24日以来、国際法を無視して武力で他国の主権と領土を侵害し、罪なき人々の命を奪っているロシアを強く非難してきた。どんな理由があろうとも、他国への侵略は認められない。
 しかし、いま、「今回のウクライナ戦争の原因を作ったのは西側諸国、とりわけアメリカだ」と主張するアメリカ・シカゴ大の国際政治学者、ジョン・ミアシャイマー教授の発言が世界的に注目されている。
 ロシアのウクライナへの軍事侵攻前後に、ミアシャイマー教授が出演したYouTubeの再生回数はともに100万回以上に達し、いわゆるバズっている状態だ。ロシアに理解を示す識者の言動は、同調圧力が強い日本ではほとんど見受けられない。
 筆者が3月中旬にインタビューしたドイツ・ミュンヘン在住の30代のロシア人女性も「このシカゴ大教授の分析は私には客観的に見える」と述べ、視聴を勧めていた。現状を冷静に分析する「考えるヒント」として、ミアシャイマー教授の主張を紹介したい。そして、最後に筆者の反論も記したい。
 なお、同教授は、米陸軍士官学校(ウエストポイント)を卒業後、将校として米空軍に5年間在籍した経歴を持つ。大国間の外交に重きを置くリアリズム(現実主義)の論客として知られる。
 ミアシャイマー教授は2月15日に出演したYouTubeの冒頭部分で次のように断じている。
 「アメリカやイギリスといった西側諸国で広く受け入れられている一般通念では、このウクライナ危機で責任があるのはプーチンであり、ロシアであるということだ。つまり、悪い輩と良い輩がいて、私たちが良い輩、ロシア人が悪い輩だということだ。しかし、これはまったく間違っている。アメリカとその同盟国、とりわけ、アメリカが責任を負っている」
 そして、アメリカ主導の西側諸国が3つの柱からなる戦略でロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだと非難している。では、その3つの柱とは何なのか。

 ① NATOの東方拡大
 1つ目は、既によく指摘されているように、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大政策だ。
 ミアシャイマー教授は、1991年のソ連崩壊後、弱体化したロシアが2度にわたって甘んじてNATOの東方拡大を受け入れてきたと指摘する。1度目は1999年の旧ソ連衛星国のポーランド、チェコ、ハンガリーのNATO入り。2度目は2004年のバルト3国やルーマニアなど7カ国のNATO加盟だ。
 もともとこれらの国々は、西側のNATOに対抗し、ソ連を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟のワルシャワ条約機構のメンバーだ。しかし、冷戦終結に伴い、1991年に東側のワルシャワ条約機構が解散した一方、西側のNATOは存続して拡大を続けてきた。冷戦後、唯一の超大国となったアメリカ、とりわけ民主党のビル・クリントン政権が1990年代後半にNATOの東方拡大を本格化させた。
 政治学者でソ連史研究家の法政大名誉教授の下斗米伸夫氏は、著書『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(作品社)の中で、アメリカが「(1990年の)ドイツ統一後の同盟不拡大の東西合意を反故にした」と指摘している。
2008年4月、NATO首脳会議が引き金に
 プーチン大統領はかねてNATOの東方拡大に強く反対してきた。ミアシャイマー教授は、このNATO東方拡大問題が2008年4月にルーマニアの首都ブカレストで開かれたNATO首脳会議で一気に爆発したと指摘する。この会議では、時のブッシュ・アメリカ大統領が旧ソ連のウクライナとジョージア(旧グルジア)のNATO加盟を提案。ウクライナとジョージアもNATO加盟を明確に表明した。
 今から振り返れば、ドイツとフランスはとても冷静で、ロシアから無用な反発を買うことを恐れ、アメリカの提案に反対した。しかし、結局、ウクライナとジョージアの将来的なNATO加盟については合意に至った。
 ミアシャイマー教授は「ロシアはこの時、明確にウクライナとジョージアのNATO入りはロシアの国の存亡に関わる脅威であり、受け入れられないと主張した」と指摘し、今回のウクライナ戦争の起源だと言い切っている。
 ロシア軍は、そのNATO首脳会議から4カ月後の2008年8月にジョージアに軍事侵攻した。
 2014年のロシア軍によるクリミア侵攻については、ミアシャイマー教授は「クリミア半島にはセバストポリという(黒海に面した)重要な海軍基地がある。ロシアがここをNATOの基地にさせることなど考えられない。これがロシアがクリミアを奪った主な理由だ」と指摘する。
 そして、同教授は、1962年にアメリカの喉元にあるキューバにソ連の核ミサイルが配備され、ケネディ政権がそれを撤去させた「キューバ危機」を例に挙げた。
 このアメリカの危機対応は諸外国による南北アメリカ大陸への干渉を拒否するアメリカの「モンロー主義」であるとし、ロシアも、それと同じように自らの「裏庭」に当たるウクライナを西側の対ロシア防波堤と化すことは決して認めない、と指摘した。
 その指摘通り、2014年のロシアのクリミア半島への侵攻以来、ウクライナは新しい東西対立の最前線となってきた。ロシアにしてみれば、ポーランド、ルーマニア、バルト3国などに加え、ウクライナまでもがNATOに加われれば、NATOとの間の「緩衝地帯」を失うことになる。
 ② EU拡大
 ロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだ西側のストラテジーの2つ目の柱としてミアシャイマー教授が挙げたのが、欧州連合(EU)拡大だ。EUは経済的かつ政治的な連合体で、西欧型リベラル民主主義の基盤ともなっている。
 そのEUに、ポーランドやチェコ、ハンガリー、バルト3国など10カ国が2004年に、ルーマニアとブルガリアの2カ国が2007年に、さらにクロアチアが2013年にそれぞれ加盟を果たした。
 これらの国々に続き、西側がウクライナやジョージアもEUに加盟させようとしていた動きをミアシャイマー教授は指摘する。確かにEUはジョージアやウクライナなどロシアと距離を置く東欧諸国のさらなる加盟に向け、実務的な交渉を進めてきた。そして、ロシアによるウクライナ侵略を受け、ウクライナは2月28日に、ジョージアとモルドバは3月3日にそれぞれ加盟申請を相次いで行った。結果としてロシアを刺激してきたことは想像にかたくない。
 ③ カラー革命
 ミアシャイマー教授によると、ロシアを追い込んだ西側のストラテジーの3つ目の柱は、カラー革命だ。
 カラー革命とは、ユーゴスラヴィアやセルビア、グルジア、キルギスなど旧ソ連下の共産主義国家の国々で2000年以降、独裁体制の打倒を目指して起きた民主化運動のことだ。
 ミアシャイマー教授は、ウクライナでは2014年2月中旬、アメリカの支援を受けて拡大したクーデターが勃発。親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が同月22日、デモ隊の動きを止められずに騒乱の中に解任され、親米派のリーダーが後釜に据えられた事実を指摘した。そして、ロシアはこれを容認せず「違法な政権転覆」と非難、同年3月1日のクリミア軍事侵攻につながったと同教授は述べている。
 このウクライナの政変は、プーチン大統領が力を注いでいた2014年のソチ冬季オリンピック期間中に起き、プーチン氏としてもメンツをもろにつぶされる格好になった。
 EUのジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表(外相)は、2月22日のパリでの理事会後の記者会見で、プーチン大統領がウクライナ東部の一部地域の独立を承認したことについて、次のように語った。
 「(ロシアによる)国際法違反の日付は選ばれていた。決して偶然ではない。2月22日は(親露派の)ウクライナのヴィクトル・ヤヌコビッチ氏が国会で大統領の職を追われてから8周年となる日だった。そして、民主主義の勝利が続いた。プーチン大統領は、ウクライナの民主主義ごっこのプレータイムの終わりと言っている。つまり、プーチン大統領は明らかに意図的にこの日を選んで行った」
 つまり、今回のウクライナ侵略は8年越しのプーチン大統領のリベンジだったとの指摘だ。
 さらに忘れてはいけないことは、旧東欧諸国が次々と民主国家になり、その民主主義の「津波」がプーチン独裁政権の足元を徐々に揺るがしてきていることだ。今回のウクライナ戦争の背景には、民主主義対独裁体制の対立があることを忘れてはならないだろう。ウクライナは西欧リベラル民主主義と強権的な権威主義の対決の最前線にもなっている。

 ミアシャイマー教授の主張を聞き、筆者には違和感を覚える点もある。あまりにも大国間の権力政治(パワー・ポリティクス)を重視するあまり、ウクライナのような小国の主権や自国の行く道を選ぶ自主選択権を軽視しているように思えることだ。
 ウクライナにしてみれば、チェチェン戦争やジョージア戦争でロシアの脅威を目の当たりにし、早期のNATO加盟入りを果たしたかっただろう。緩衝地帯うんぬんという議論は、大国が小国を容易に扱えるといった帝国主義的な発想とも受け取れる。
 いずれにせよ、大国が力尽くで小国の主権を侵害することが許されるようになれば、欧州だけでなく東アジアをはじめとするあちこちで国際秩序が崩れかねない。21世紀のこの時代、大国間外交だけではなく、しっかりと小国の主権保護にも目を向けていきたいものだ。

※最後の筆者高橋さんの反論で、ウクライナが小国って言ってることに僕は逆に違和感を覚えた。軍事力ではロシアとは決して非対称じゃなく同等クラスで、ウクライナは核放棄したとはいえミャンマーや北朝鮮などに武器輸出してるくらいの国家なのだ。下記の参考資料で、停戦交渉のプロだった伊勢崎さんが、ウクライナは軍事的にロシアに比べて決して小国ではないと指摘している。アメリカNATOのウクライナへの武器供与(武器売買)はやっぱり参戦だろうと思われるが、このことはまだ決着はついてないらしい。でも参戦だろうとどうしても思ってしまう。伊勢崎さんの経験的分析は停戦交渉とはどういうものか、知ることができるので観てほしい。
【参考資料】
声明「日本、韓国、そして世界の憂慮する市民はウクライナ戦争即時停戦をよびかける」

※伊勢崎賢治さんの紹介がてら、伊勢崎さんの楽しいジャズトランペットの演奏も聴きながら、山本太郎ちゃんとの対談をお楽しみください。
【山本太郎 in JAZZ LIVE SHOW #2】 ゲスト:伊勢崎 賢治 氏

【追加参考資料】
ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ危機について」🇺🇦🕊(危機の責任はNATOにある)
【真相はこうだ!特別版】ジョン・ミアシャイマー教授、ウクライナ戦争の原因と責任はアメリカだ[桜R4/4/5]

2022年5月7日土曜日

【伊藤貫の真剣な雑談】第5回「米露関係破綻の原因は何か?」[桜R4/3/31]

伊藤貫さんの指摘が面白い。
キッシンジャーのことが気になってたが、伊藤さんがその話をしてくれてる。キッシンジャーとプーチン…。
アングロサクソンは約束は簡単に破るって、武田邦彦先生が言ってたが、まあそんな感じって解る。加えて、ロシア・中国・アメリカは オラが一番で拡張主義 ってことらしい。
ウクライナはアメリカの手下でロシアを攻めてる
…実は  アメリカ VS ロシア の構図。日本もアメリカの手下だなぁ…ってことは…

今回のウクライナの件で、一番危ないのはウクライナ人…だけじゃなく、日本人だって!!!! だって、アメリカの行動を見ると…解るようです…日本のためには核を使わないので核の抑止力は日本にとって意味無いとのことです…レレレ(>_<)
日本ってボケたオジサンが政治やってる…ってことか????? 岸田係長は世界にカッコつけたスピーチをしてたが、隣のロシアと中国の仲が強まっちゃった…北朝鮮もあるし…どうすんの? アメリカの代理戦争のやり口に巻き込まれないように祈ります…

【参考資料】
【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第38回「繰り返される危機の手口~ウクライナを単純に説明しようとする愚、戦争の受益者はだれか?」[桜R4/4/30]

2022年5月3日火曜日

【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第38回「繰り返される危機の手口~ウクライナを単純に説明しようとする愚、戦争の受益者はだれか?」[桜R4/4/30]

ブッシュ政権下→ロシアはグルジアに侵攻  オバマ政権下→ロシアはクリミアを占領  バイデン政権下→ロシアはウクライナに侵攻………あれれっ? どういうこと?

馬淵さんによるとウクライナ政府がマイダン革命以降、過激派に乗っ取られ好戦的になったようです。ロシアの喉元で、ウクライナは軍事基地化していく…。その裏側にEUアメリカのネオコン。
ウクライナの人たちからすると、市民が民主主義を勝ち取った記念すべき革命のようだけど…複雑…。
でも過激派の自国民の虐殺…がやっぱりあるようだ。ロシアのせいにするつもりの作戦か→

日本は外交的知恵(非戦・停戦交渉を促す努力)を使わず、アメリカNATOに追随しロシアに経済制裁という宣戦布告して参戦することになってしまった…日本政府は自覚やロシアから攻められてしまう覚悟はあるんだろうか?

頼りはテロをやっても世界で唯一許される国アメリカって訳だろうけど、WW2で日本をハメたのはこのアメリカだし、イラクをハメたのもアメリカ。民主化を利用し独裁者(フセイン・カダフィ大佐・南米でも…プーチンも…)を失脚させ殺し、グローバル企業が復興支援の美名のもとにその国の資源を乗っ取る…昔から代わり映えしない同じ手口。
戦争が公共事業化してるアメリカでは、ネオコンから国民を守ろうとしたトランプが、ネオコン(メディアも軍需産業もグローバル企業も…)から追い出されてしまったようだ。イラクで嘘をつかれ傷ついたアメリカ国民がトランプを支持して勝ったのに…。またバイデンでネオコン政権が美名を振りかざしやんちゃしてる…。

イラクにはメソポタミアユーフラテス文明以来の伝統的な豊かな農業があった(ウクライナも肥沃な農業地帯…)が、モンサント社(現在はドイツのバイエル社)が入ってGM種子・農薬・農機具提供(最初は復興支援という美名で)で滅茶苦茶にしてぼろ儲け…。あれっ、何だか戦後の日本みたい、米食うと馬鹿になるって牛乳とパンを推奨…小麦を売りつける仕掛けもグローバル企業に…イラクの「食の主権」は奪われていったようです。
破壊されたイラクの建設には、やっぱり復興支援の美名でベクテル社…。

ウクライナも日本も現在進行形…なんかいつもホント同じ手口だなぁ…。