2022年4月30日土曜日

【中野剛志】MMTの運命やいかに!センメルヴェイス反射とは【奇跡の経済教室】

センメルヴェイス反射って、ホントだ!
従来の主流派経済学・新自由主義経済学は、小さな政府ですべて自由競争で民営化すれば、正しい社会の在り方に自然になっていくって…そんな考え方に凝り固まっている。
デフレなのに、未だにインフレ政策の頓珍漢、ケチケチ日本政府。
黒田日銀総裁は唯一まともにデフレ時必要な金融緩和を続けている。そのお金で政府は財政政策をしなくちゃならないのに、財政健全化・プライマリーバランスなどと嘯いて、政府の借金は国民の借金などと滅茶苦茶の、クニクニ詐欺の集団と化してる。詐欺集団は、政府に留まらず、マスコミ、経済学者など霞が関関係者たち~成功者金持ち権力者のそんなお友達ばかりの集まりだし(認識共同体って言うらしい)。

連中はケチケチなので、保健所も減らしてコロナのあの様。ケチケチなので、外国人労働者や派遣社員などの安い労働力は有難い。ネットカフェに泊まって、ウーバーイーツのバイトで日々を食い繋ぐ人たちは視界に入らないし、自己責任で根性で頑張ってくださいって…つまりみんなを仲間にならないでバラバラにしてって感じなのだ。ケチケチなので大学の研究費も出さないし、災害対策も食料安全保障も国防も道路整備も…何もかもケチる。災害起こったら、検討しますって…いつもの官僚話法。

かといって、減税するわけでもない。景気が良くなれば、税収が伸びるし、安全保障も考えられる。緊急時・災害時の事前の安全保障もできる。

相変わらず思い込みから離れられないし凝り固まって、過去の自分の言ってきたことを反省せざるを得ないので政府も学者もメディアも…MMTを知らんぷり
正にセンメルヴェイスさんみたいに、最期は真面な人が精神病院行きなのだ。そう言えば、日本に原爆落とした飛行士が自らを反省したら、精神病院行きになってアメリカ社会から存在を隠されてしまったこともあったなぁ…。

とりあえずデフレなので、インフレ政策の消費税を無くしてください。そしてできるなら国民一人当たり1000万円ほどを政府は国債として集めてるので、その金を直接配るなりして、国民に還元してください。

【参考資料】
【第34回】ステルス値上げ?センメルヴェイス反射?言葉の勉強!(森永康平)
【第2回】「合成の誤謬」から脱却しよう!(中野剛志 × 森永康平)
【第3回】「ネオリベ vs ケインジアン」の壁(中野剛志 × 森永康平)

2022年4月25日月曜日

知の巨人、ノーム・チョムスキー!「ウクライナ戦争とアメリカの巨大な欺瞞」―全世界必見の動画!【日本語字幕付き】

チョムスキー先生の傾聴に値するインタビューです。プーチンは悪だって思考停止してる人たちは、これからを考えると僕はけっこう怖いかも…。

ウクライナ市民の命を一人でも救うため、事後管理できない武器の大量供与が引き起こす“アフガン化”を防ぐために、アメリカ民主党政権の好戦的態度を変え、停戦交渉に参加してしてほしいです。

代理戦争のために大量に与えた武器・兵器が、時間と共に変異する紛争構造の中でどういう勢力の手に落ちてゆくか…この戦争では、当初から非正規の戦闘員が数多く投入されていることを考えなければ…。
アメリカNATOは、武器供与の停止をカードに停戦交渉に介入してほしい。

あと…スポーツや芸術を政治に巻き込むのは止めてくれ! なのです。

2022年4月23日土曜日

緊急配信!『本当は何が起こっているのか!?ウクライナ危機 現地”生”情報から分析する!』ゲスト:危機管理コンサルタント 丸谷元人氏

日本政府は、この現実を踏まえて判断しなくっちゃ、ね。世界は一筋縄ではいかないし、過酷だなぁ…。

日本政府のロシアに対する経済制裁によって、日本国内のロシアから輸入してるもので成り立ってる仕事やロシアと漁業交渉で漁業してる人たちは、トバッチリ受けてるし割食ってるなぁ…。
やっぱり胡散臭かったゼレンスキー…ロシアが最初に軍事侵攻したっていうのも、嘘のようだ。
アゾフ連隊に金出してたウクライナ国内の国際金融資本と組んでるオルガルヒ…ユダヤ系って訳だ。ゼレンスキーはNATOが守ってくれなかったら、核武装するっても言ってたようだ。
彼らはプーチンを潰して、ロシアの資源を狙ってるってのは、ホントらしいなぁ。
プーチンは彼らからロシア系の人たちを救いたいだけ。でもアゾフはウクライナ民間人を抱え込み、人間の盾にしてる。ロシアは投降を呼びかけるが、アゾフは応じない…。
ウクライナ民間人を開放しないのかもしれない…し、ロシアが呼びかけた事すらウクライナ民間人に伝えてないのかもしれないなぁ…。

【参考資料】ウクライナ支援・ロシア敵対は日本の国益なのか?冷静・中立な判断が重要だ!【西田昌司ビデオレター令和4年4月22日】

2022年4月18日月曜日

「ひとりがたり馬渕睦夫」#15 ロシアを正しく知る①グローバリズム勢力と戦うプーチン

ソ連崩壊後、酔っ払いエリツィンのロシアになって、そこにアメリカのジェフリー・サックスという新自由主義(グローバリスト)がアドバイザーとして入ってきた。
ロシア国内では格差はみるみる拡大し、一部にオルガルヒという富豪が生まれたが、特に若者たちは極度の貧乏になってしまった。将来に希望も無くなってしまった彼らは、安酒さえ買えないので工業用のアルコールに溺れる存在に落ちてしまった。
新自由主義の経済を進める奴らは、ロシアを民営化し国家的資産(石油・天然ガス・アルミニウム…)を奪うことが目的であったので、プーチンはロシアを救うためにオルガルヒなど新自由主義者を追い出し、国営化しナショナリズムを取り戻し、国家的英雄になったようです。

このジェフリー・サックスの日本での弟子は、あの小泉民営化以来、岸田政権になってさえもその中枢に入っている竹中平蔵なのです。デフレを続けて、日本人をどん底に落とす…日本の資産を売り渡すブローカー…ホントにこの人、日本のことなんてこれっぽちも考えてない悪い奴です…ああ、日本がかつてのロシアのように壊される…怖っ。そういうことです。

※上の動画の続きです
「ひとりがたり馬渕睦夫」#16 ロシアを正しく知る②ディープステートがつくったソ連と現在のプーチン・ロシアの違い

2022年4月16日土曜日

戦時下の“強さ”と「ウクライナの論理」【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年4月11日)

ウクライナ現地人の視点からのリポート。テレ東、メディアとして頑張ってるなぁ。
コサックって日本の武士道かぁ…。ゼレンスキーも少し変わったらしいけど…。
でもこのコサックであるアゾフ民兵は、普通の市民の中に紛れてのゲリラ戦なので、女性や子供も含む市民を盾にしてるようなのだ。悲惨だ…だからロシアは一気にやれないようなのだ。

ロシアをかなり刺激し続けるアメリカ民主党のバイデン政権、第3次世界大戦にならなければいいのだが…化学兵器は使う可能性はあるようで、核兵器も可能性はあるそうな…。アメリカもNATOもそうだけど、日本政府もロシアをこれ以上、追い詰めないでほしい…。かつてアメリカの挑発で、日本も追い込まれて先制攻撃した過去があるから。
しかし、こんなきな臭い時代になっちまった…日本が生き残る道はどうしたらいいんでしょうかねぇ。

※あのチョムスキーが核戦争にならないための現実的提案してる→チョムスキー氏「核戦争防ぐにはプーチンに出口与える醜悪な解決策を試みよ」
チョムスキー教授は具体的に、妥協案の「基本的な枠組みは、ウクライナの中立化、おそらく、ウクライナの連邦の構造のなかで、ドンバス地域に高度の自治権を付与するものかもしれない」とし、「好むと好まざるとにかかわらず、クリミア半島は交渉対象ではないということを認めなければならない」と述べた。親ロシア派分離主義勢力が掌握するウクライナ東部のドンバス地域を、ウクライナは独立地域と認めなければならず、2014年にロシアが強制合併したクリミア半島についても、ロシアの支配力を認める必要があると助言したのだ。

これって日本のことに当て嵌めてみると…台湾有事のシュミレーションを日本は今してるみたいだけど、どうなっちゃうんだろ?

豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス - YouTube
※社員の少ない“テレ東流”人事でロンドン支局長とモスクワ支局長を4年近く兼務した「Newsモーニングサテライト」豊島晋作キャスターが、最新の国際情勢を解説します。毎日のニュース番組ではお伝えできない少しマニアックな内容から、日本語訳が出ていない海外で話題の本の解説まで、映像を交えてお届けします。

市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア 2022年4月8日   田中 宇  ※上記のウクライナ現地人の視点からのリポートによると、市民虐殺はやっぱりロシア側なのだろうか…後から入ってきた40~50代の傭兵が入って来てから虐殺が起こったって現地のウクライナの人が証言してたので、そいつ等なのか…。でも、3月30日にロシア軍撤退の映像には市民の死体が映ってなかったのに、その後の映像には道端に市民の死体が累々なのはどうしてだろう…。

「ロシアの論理」で読み解くウクライナ危機【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年2月9日)

ロシア側から見た紛争死史観。いろいろ腑に落ちる。

豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス - YouTube

2022年4月14日木曜日

【Front Japan 桜】ウクライナ アゾフ大隊の現実[桜R4/4/14]

毎日ウクライナ報道が溢れているので、騙され易いこのバカな頭をフルに使って勉強してます…(;^ω^) 日本も戦争になったら、ああなるんだなぁ…って思いながら。

ロシア嫌いの極右民兵団のアゾフ大隊にはロシア系ウクライナ市民を虐殺する理由がある…ロシア軍には無い、水島さんの推理は腑に落ちる。
極右民兵団のアゾフ大隊には、ロシア系ウクライナ市民が背後から攻めてくる恐怖があるから。
ロシア系じゃないウクライナ市民にとっては、アゾフ大隊は自分たちを守ってくれるヒーローらしい…アゾフ大隊を悪く言うと、かなり腹が立つらしい…。時間が証明するのだろうが、ぼくはやっぱりアゾフ大隊、怪しい。
この紛争が始まった時、ロシア系ウクライナの住民が、ロシアに逃げる時のその人たちの安堵し喜んでるニュースを観たのを思い出した…何で嬉しいんだろうって怪訝な感じがしたので覚えてる。やっぱり虐められてたんだと…。

※露軍犯行説の濡れ衣を着せるための粉飾をしたのは、ウクライナ内務省のマスコミ担当の戦争プロパガンダ部門~ウクライナ内務省に戦争プロパガンダのやり方を教えてきたのは英国の諜報機関。米英はウクライナを泥沼にして、アフガニスタンのようにしようとしている…、やっぱりネオコンの連中の仕業かぁ。アメリカの民主党は武器商人と一緒になって…戦争が公共事業だから怖いなぁ。ロシアと天然ガスの共同事業をしてたドイツも、ネオコンから天然液化ガスを買わされるのかなぁ…。あそうそう、アゾフ大隊にもウクライナなどで天然ガスビジネスをしてるバイデンの息子が絡んでいるようですねぇ…。

【追加資料】
プーチンを無理筋の軍事侵攻に踏み切らせた背景とは
※河東氏と伊勢崎氏のインタビューの重要なポイントを抜粋した上で、ジャーナリストの神保哲生がロシアのウクライナ侵攻に対する両氏の独自の視座を解説する。

2022年4月13日水曜日

【馬淵睦夫】ケネディ大統領 米ソ冷戦

僕が勝手に政治のムツゴロウさんって言ってる、馬淵先生です。顔もしゃべり方もソックリ(^_-)-☆

アメリカという国を操り背後にいるディープステイト(グローバル資本)の存在があり、アメリカ政府が紛争に介入しないよということで、侵攻を許す手口…

今回のウクライナも朝鮮戦争などと同じようだ。NATOも介入しないよって、予め宣言してた。
ウクライナ人のユダヤ系ウクライナ人も含め一般市民が可哀そうだけど、その中にいるロシア系ウクライナ人も可哀そう…。いつも政治の被害にあうのは、ぼくたち(>_<) 政治はホント嫌いです(-。-)y-゜゜゜

※【参考資料】 
三橋貴明さんが地政学から覇権国家ロシアの行動原理を読み解いています…以下はその導入部分です。カナダもNATOに入ってるんですね。そして、フィンランドもNATOに入ることを検討してるし、いつも中立だったスウェーデンも加盟しようとしてるようです…。あれれ、ロシアはNATOに挟み撃ちだぁ…こりゃあ怖いわなぁ。


ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由①
挟み撃ちされることの歴史的恐怖

ロシアは過去に敵国に挟み撃ちされて、敗れた戦争があります。 それが日露戦争です。 
日清戦争で遼東半島を奪還した日本に対してロシアはドイツ、フランスとともに日本に対して圧力をかけ、遼東半島を清に返還させました。 当時のロシアは不凍港を求めて南下政策を進めており、不凍港を持つ遼東半島が喉から手が出るほと欲しかったのです。そして、ロシアは遼東半島を半ば強制的に日本から奪い取りました。 
ロシアのこのような行動に対して、日本はイギリスと同盟を組み、ロシアと戦うことを決意します。
しかし、いくらアジアの強国・清に勝利した日本であっても、ロシアに軍備で勝ることはできていませんでした。 
そこで、日本は西の端に位置するイギリスの海軍に 戦局に重大な影響を与えると考えられたバルチック艦隊の東航を追跡してもらい、 バルチック艦隊がどのルートで日本に到達するかを教えてもらいました。 
そして、バルチック艦隊が日本に到着する前に、日本軍は極東の旅順とウラジオストックに配備されていたロシアの第一太平洋艦隊を撃破し、 長い航海によって疲弊したバルチック艦隊を対馬海峡で万全の状態で迎え撃ったのです。 このように両端に位置する日本とイギリスとの戦争に負けた経験がロシアにはあるため、ウクライナがNATOに加盟して、両側に敵国がいる状態になることを恐れるのは当然だと言えるのではないでしょうか? 
これ以外にもロシアがウクライナのNATO加盟を恐れる理由があります。 

ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由②
敵国との緩衝剤がなくなる

ロシアは地理的な特徴から歴史的に敵国に何度も攻められ、甚大な被害を被っているのです。
例えば、モンゴル帝国との戦争、スウェーデンとの大北方戦争、ナポレオン率いるフランス軍との戦争、ヒトラー率いるナチス政権との独ソ戦…これらの戦争では何千万人という人が犠牲になり、土地もめちゃくちゃになりました。
しかしここでのナポレオン戦争や独ソ戦で、最も被害を被ったのはウクライナ でした。 
なぜなら、ウクライナはロシア国内の被害を最小限に留めるための緩衝剤になっていたからです。 
というのも、ナポレオン率いるフランス軍や、ドイツ軍は西から東へ攻めてきます。 
彼らはロシアに攻め入る前に絶対にウクライナを通らなければなりません。 
ロシアはこれを利用して、自国の被害を最小限に抑えるために、後退しながら土地を焼き払い、敵軍を疲弊させてから攻めるという焦土作戦という手法を取っていました。 
実際にこの戦争でウクライナの工場や、農場は全て焼き払われ、何百人という民間人が犠牲になりました。 
もし、ウクライナがNATOに加盟してしまうと、ロシアは1576kmにも及ぶ長大な国境を自国の兵力で守らないといけなくなります。これらのことからロシアからするとNATOと自国の間に緩衝剤としての国が必要であり、その役目を果たしてくれるのがウクライナ なのです。

ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由③
ロシアの軍事拠点「セヴァストボリ」がなくなる

ロシアは18世紀にエカテリーナ2世統治下のロシア帝国にクリミアを併合して以来、不凍港セヴァストボリに軍事拠点を置いていますが、 クリミアを含めたウクライナはロシアにとって死活的とも言える重要性を持ちます。
ソ連崩壊とともに手放してしまったクリミアをロシアはなんとしてももう一度自国の領土に組み入れるために、 プーチン大統領はウクライナのクリミア半島にロシア軍を投入し、クリミアのロシア編入の賛否を問う住民投票を3月16日に実施。97%以上の賛成があったとし、3月18日に一方的にクリミアを併合しました。 
しかし、ロシアのこの行動は一方的な侵略であり、選挙も不正があったことから、クリミアは国際的にはロシア領として認められていません。 このように何百年にもわたってロシアの侵略に遭ってきたクリミアは位置的にロシアの宇宙産業やエネルギー問題、軍事拠点としてなど、様々な意味で重要な役割を果たしており、特に軍事拠点としてはロシアが強国として維持するために大いに役立っています。
というのも、クリミアに駐留する黒海艦隊は、ロシアの海運のおよそ30%が通過する黒海の制海権確保とともに、シリア情勢などに睨みをきかせるためにロシアが地中海に展開している艦隊を支えるロジスティクス拠点でもあります。 クリミアが黒海北部のほぼ中央に位置することから、ロシアはあらゆる海域に迅速に兵力を展開できるのです。 クリミアを支配下に置くことでロシアはヨーロッパで強国を維持してきましたが、 もし、クリミアをNATOに抑えられると、ロシアは黒海から地中海を経て大西洋に抜ける海洋ルートを利用できなくなってしまいます。  一応ロシアは、自国領内の北西に位置するノヴォロシースクにも海軍基地を所持しているため、クリミアを失っても艦隊を維持することは不可能ではないのですが、 ノヴォロシースク基地周辺は突如として強烈な突風が発生する難所として昔から知られており、艦隊の根拠地としてあまりよい条件とは言えません。 
つまり、ロシアにとってクリミアはヨーロッパで権力を握るために必要不可欠な場所なのです。これらの理由から、ウクライナがどうなるかによって、東西のバランス・オブ・パワーが大きく変わるのです。 実際に、フランスの作家ブノワ・メシャンは「ウクライナはソ連(当時)にとってもヨーロッパにとっても決定的に重要な地域のナンバー・ワン」と主張しています。 

メディアが表面的なことしか報じない理由

このように、今起きているウクライナ戦争をはっきりと理解するために、必要不可欠なのが、「地政学」という学問です。地政学は国の地理的な位置から国際情勢を正しく理解するために必須の学問です。しかし、メディアは果たしてこのような地政学をもとに今の情勢を報じているでしょうか? 
メディアが報道していることといえば、
・プーチンは狂っている 
・ロシアだけが悪い 
・ゼレンスキーは英雄だ 
など、断片的に切り取った出来事や、表面的な事ばかりではないでしょうか? 
その結果、国民は ウクライナが災害にでもあったかのように「寄付をしないといけない」と騒ぎ立てたり、 ウクライナ=善、ロシア=悪という構図を疑わず、反戦デモを行うのです。  しかし、メディアが地政学という視点を用いてウクライナとロシアの問題を見ることができないのも無理はありません。 なぜなら、日本は戦後GHQによって地政学という学問を学ぶことを禁止されたからです。

GHQに禁じられた学問

地政学とは、 「国の位置」が「国の性格」「国の戦略」「国の運命」を決めるという考え方を言いますが、 実は、この地政学は 古代ギリシャ、アリストテレスの時代から「政治地理学」の歴史が始まっており、各時代の賢者たちがその理論を磨き上げ、「地政学」という確固たる学問として築かれています。 
しかし、そのような「地政学」をもとにすれば... 
・どういう位置に国があれば、虐殺が繰り返される国になるのか? 
・どういう位置に国があれば、2000年皇統が続く国になるのか? 
・どういう位置に国があれば、生産性を向上させ、GDPを成長させることができるのか? 
が、すべてわかるのです。それだけではありません。 それぞれの国がどういう国家になっていくか?そして、それぞれの国がどの様な戦略を取れば良いのか?も全てわかるのです。
今回の話では、ロシアがどうしてもウクライナにNATO加盟を許せない理由があることを話しましたが、実は、これ以外にも、地政学的にロシアを読み解くといろんなことがわかります。 例えば、 
・なぜ、北方領土を取ろうとしてくるのか? 
・なぜ、アメリカと対立せざるを得ないのか? 
・なぜ、武力行使という手段を使うのか? 
メディアが報じているバラバラに散らばった表面的な事実ではなく、地政学からロシアの行動を読み解くことで、ロシアの今の行動にスッと通った1本の線が見えてきます。 しかし、このように強力な学問である「地政学」は、日本では封印されてしまいました。「二度と日本が欧米の脅威にならぬように」と、GHQの検閲によって「地政学」をもとにした軍事研究や外国資料などが、取り上げられてしまったのです。そのため、戦前では当たり前のように使われていた「地政学」も、今では馴染みのないものになってしまいました。 「地政学」をもとに考えれば、今のロシア・ウクライナ問題は簡単に理解できるはずが、「地政学」という視点を取り上げられてしまった日本には、それが難しくなってしまったのです。

ロシアの行動原理を正しく読み解くには?

しかし、この地政学をインストールすることで、 ロシア・ウクライナ問題は地政学を用いると簡単に争いの原因が浮き彫りになること。そして、日本では、戦後GHQによって地政学を学ぶことを禁じられたばっかりにメディアが表面的な情報しか流さず、いつまでたっても事態の全貌が見えてこないことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
ここまでロシアがウクライナ侵攻を続ける理由を地政学で説明してきましたが、 実は、ロシアがウクライナに侵攻しているのは地政学的な理由だけではありません。 他にも、歴史や民俗学の観点まで取り入れると、今回のウクライナ問題、ロシアの行動原理をさらに深く理解することができます。
その例として、ロシアとウクライナの出自の関係が挙げられます。 ロシアはウクライナのことをロシアの一部だと思っているのです。 というのも、ロシアとウクライナは歴史を辿れば、同じキエフ大公国の東スラブ族が源流です。 
しかし、ロシアはウクライナのことを「小ロシア」と呼び、まさにウクライナはロシアの一部だと思い込んでいるのです。 
実際にプーチン大統領は「現代のウクライナは全てロシアによって作られた」と発言しています。 ロシアからすると、ロシアの一部の国が反ロシアを掲げることに我慢ならず、怒っているのです。
これ以外にも、 過去にロシアは戦争を繰り返し、その多くが侵略戦争だったことから、自国が少しでも危機だと感じたら武力で相手を侵略する習慣が染みついていたりと いろんな要素が複雑に絡み合っているのです。 

2022年4月12日火曜日

あの感動はなぜ生まれたのか?...村田 vs ゴロフキン 完全解説!!ラウンド展開、日本人が誇るべき背景、ガウンが渡された理由などなど、現地の目...

細川バレンタインさんのボクシング解説は、いつも腑に落ちるので好き。
GGGは誇り高きカザフスタン人だった。
かつて村田さんを自分の練習に参加させてくれ、スパーリングもしてくれた。今回の試合前、村田さんは、GGGと双子の兄弟にも浴衣(日本の民族衣装)などプレゼントしたようだ。これは戦略という悪意など全然なく、敬意と感謝らしい。試合後、GGGは自分のカザフスタンの民族衣装風の誇り高きガウンを村田選手にプレゼントし着せてあげたのでした。

世界に出ていく日本のスポーツ選手、それは野茂さんをはじめ、広島カープの黒田投手、イチロー、大谷…を見てると誇らしく思える。
それが儒教なのか仏教なのかは分からないが、培ってきた日本の精神性を感じるから。今回の村田選手はそういうことだったんだ…バレンタインさん、ありがと。
因みに縄文人の骨には、戦争による傷跡は発見されていないそうな…。

※旧約聖書のヨシュア記民数記などに嫌というほど散りばめられた他民族に対する「聖絶(せいぜつ)と言って虐殺する描写に寒気がした…。一神教(中国を含めて)は、やっぱり地形や風土によって歴史的に培われてきた紛争の結果の残虐性がある。ウクライナを見るとそんなのが表れている。大陸の紛争死史観は、やっぱり日本人には理解できないような気がする。日本人として助けるんだったら、ロシアもウクライナも関係なく助けるのがイイと思うのだが…。

2022年4月8日金曜日

【経営】日本が成長しないのは株主資本主義が影響している!

今、大石久和『国土学が解き明かす日本の再興を読んでる。この先生は真面(まとも)だ。経世済民も渋沢栄一や高橋是清のように解ってる。

大石先生によると…日本列島は独特の自然環境に暮らして、先人たちはそれに合わせて工夫して生きて、日本の暮らし易い環境を作ってきてくれた。
近江商人の三方良しの考え方もその一つだ。日本の起伏が激しく4つに分かれる島国という国土を繋ぐ交通網もそう、河川や水田など治水もそう。
その自然のリアルさが、新自由主義の経済になった頃から、株主優先の人工的都市的(脳化)世界だけが優先されるようになってしまい、災害や緊急事態を勘定に入れない、効率化優先のケチケチ日本社会にしてしまったようだ。

大石久和先生が言う、紛争死史観(ヨーロッパや中国)災害死史観(日本)って面白い。日本は自然災害で多くの愛する人の死を経験してきた。日本人はだから、自然を恨まない、恨みようがないので受け入れざるを得ない。一方、ヨーロッパや中国の紛争死史観はこの恨み果たさざるを得ないってなる。日本では、人を恨めば穴二つ(>_<)

※因みに民俗学者の八木 透さんによると、一神教の鬼(悪魔)は善悪二元論で滅ぼされるものだけど、日本の鬼は時の権力からは滅ぼされてしまうが庶民によって神になって祀られ愛される存在になる。日本の鬼って、見えない邪悪なるもの~疫病や災害なども含まれるのだが、後には人間の心の奥にある…僕がいつも言ってる“裸の鬼”も含まれるようになる…。僕の郷里に近い安達ケ原の鬼婆も鬼だが悲しい話だ…。

2022年4月5日火曜日

2014年5月18日 西部邁ゼミナール 中野剛志 ウクライナに学ぶべきこと

今に繋がるウクライナ事情です。オバマから引き継がれる民主党のグローバル政権のやり方と同じやり口って解る。

ウクライナ事情分析 追加参考資料
市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア 2022年4月8日  田中 宇
※やっぱり…ブチャで虐殺してたのはウクライナ軍極右民兵団のアゾフ大隊を含む)の中のロシア嫌い極右民兵団のアゾフ大隊だった…こいつら以前にもロシア系の人たちに殺戮拷問略奪強姦やりたい放題。露軍犯行説の濡れ衣を着せるための粉飾をしたのは、ウクライナ内務省のマスコミ担当の戦争プロパガンダ部門~ウクライナ内務省に戦争プロパガンダのやり方を教えてきたのは英国の諜報機関。米英はウクライナを泥沼にして、アフガニスタンのようにしようとしている…、やっぱりネオコンの連中の仕業。
ウクライナ支持のボケた“良き人達”は、経済制裁や募金し支援すればするほどロシア系の住民が虐殺されるのを解ってやってるのかなぁ? たぶんロシアは日本に何らかの形で報復する…北海道の漁業が出来なくなるどころか、アイヌの人達(先住民ではなく11世紀ごろ北海道に後から移住してきた人たち)を先住民として利用してロシアが介入してくるかも…。日本政府は自らアメリカに積極的に利用されてる…でも最後はアメリカも守ってくれないし利用されるじゃない?大丈夫かなぁ…。中国が入って来る時も、アメリカは中国に経済制裁するが、ウクライナのように紛争そのものを長引かせて儲ける…? 日本はこんな頼りない感じで…どうするんだろ?

田中宇の国際ニュース解説ロシア・ウクライナ関連記事集

【討論】桜国防戦略会議「ウクライナ 本当の軍事情勢」[桜R4/4/6]

2022年4月2日土曜日

【討論】エネルギー・食糧安保の現在と未来[桜R4/3/31]

これが日本の現実のようだ。冗談じゃなく危ない!

日本の政府は信じられないほど長期的なビジョンも戦略もなく、誤った頓珍漢な緊縮財政のため日本がボロボロで、目先のケチケチ、今だけ金だけ自分だけの経済合理性ばかりを追い求め、緊急事態になったら想像を超えるほど対応できていない。日本は草刈り場になり、実験場になり、いい様に利用される。つまり安全保障に対応できてないし、日本人を守ってくれない。

長期的に考えると危ないし、衰退の一途、かなり儘ならない国になりそう…。経済も軍事的にもそうだが、エネルギーも食料(自給・F1種子など)も水(水源・水道・田んぼ・治水…)も健康(ランドアップなど違法農薬投与など)も…命にかかわることもダメになりそう…。

まだ間に合う…ダメになってアレレ、こんなはずじゃなかったってやっと気づくかもしれない。窮鼠猫を噛むって言うし…。諦めないようにしよう(^_-)-☆ 日本人の三方良しの、豊かな自然と調和しようとする底力を発揮してほしい。歴史の一番長い日本人、たぶん大丈夫だよ! ホント僕も祈ってます(^_-)-☆

2022年4月1日金曜日

【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第37回「ロシアとソ連を同一視する人々の限界、ウクライナの命運は天然ガス利権と米中間選挙に翻弄される」[桜R4/3...

ウクライナのことで日本の敗戦利得者たちが牛耳ってきた戦後日本の社会構造が見えてきた。
未だにちゃんとした経世在民が出来ないのは、グローバル資本にぶら下がって利権を貪ってる連中が中枢にいて多数派だからだと納得。
日本人がどんどん苦しめられても、ちゃんとした財政政策を政府は実行しない。理由は、日本の中枢(政官財)がグローバル資本利得者たちだからなんだなぁ…。

ホントの保守本流、日本の歴史と国土を見直すナショナリズム(←これ悪い意味で取ってる人が多いけど…)を実行してほしいと思う。