2022年4月13日水曜日

【馬淵睦夫】ケネディ大統領 米ソ冷戦

僕が勝手に政治のムツゴロウさんって言ってる、馬淵先生です。顔もしゃべり方もソックリ(^_-)-☆

アメリカという国を操り背後にいるディープステイト(グローバル資本)の存在があり、アメリカ政府が紛争に介入しないよということで、侵攻を許す手口…

今回のウクライナも朝鮮戦争などと同じようだ。NATOも介入しないよって、予め宣言してた。
ウクライナ人のユダヤ系ウクライナ人も含め一般市民が可哀そうだけど、その中にいるロシア系ウクライナ人も可哀そう…。いつも政治の被害にあうのは、ぼくたち(>_<) 政治はホント嫌いです(-。-)y-゜゜゜

※【参考資料】 
三橋貴明さんが地政学から覇権国家ロシアの行動原理を読み解いています…以下はその導入部分です。カナダもNATOに入ってるんですね。そして、フィンランドもNATOに入ることを検討してるし、いつも中立だったスウェーデンも加盟しようとしてるようです…。あれれ、ロシアはNATOに挟み撃ちだぁ…こりゃあ怖いわなぁ。


ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由①
挟み撃ちされることの歴史的恐怖

ロシアは過去に敵国に挟み撃ちされて、敗れた戦争があります。 それが日露戦争です。 
日清戦争で遼東半島を奪還した日本に対してロシアはドイツ、フランスとともに日本に対して圧力をかけ、遼東半島を清に返還させました。 当時のロシアは不凍港を求めて南下政策を進めており、不凍港を持つ遼東半島が喉から手が出るほと欲しかったのです。そして、ロシアは遼東半島を半ば強制的に日本から奪い取りました。 
ロシアのこのような行動に対して、日本はイギリスと同盟を組み、ロシアと戦うことを決意します。
しかし、いくらアジアの強国・清に勝利した日本であっても、ロシアに軍備で勝ることはできていませんでした。 
そこで、日本は西の端に位置するイギリスの海軍に 戦局に重大な影響を与えると考えられたバルチック艦隊の東航を追跡してもらい、 バルチック艦隊がどのルートで日本に到達するかを教えてもらいました。 
そして、バルチック艦隊が日本に到着する前に、日本軍は極東の旅順とウラジオストックに配備されていたロシアの第一太平洋艦隊を撃破し、 長い航海によって疲弊したバルチック艦隊を対馬海峡で万全の状態で迎え撃ったのです。 このように両端に位置する日本とイギリスとの戦争に負けた経験がロシアにはあるため、ウクライナがNATOに加盟して、両側に敵国がいる状態になることを恐れるのは当然だと言えるのではないでしょうか? 
これ以外にもロシアがウクライナのNATO加盟を恐れる理由があります。 

ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由②
敵国との緩衝剤がなくなる

ロシアは地理的な特徴から歴史的に敵国に何度も攻められ、甚大な被害を被っているのです。
例えば、モンゴル帝国との戦争、スウェーデンとの大北方戦争、ナポレオン率いるフランス軍との戦争、ヒトラー率いるナチス政権との独ソ戦…これらの戦争では何千万人という人が犠牲になり、土地もめちゃくちゃになりました。
しかしここでのナポレオン戦争や独ソ戦で、最も被害を被ったのはウクライナ でした。 
なぜなら、ウクライナはロシア国内の被害を最小限に留めるための緩衝剤になっていたからです。 
というのも、ナポレオン率いるフランス軍や、ドイツ軍は西から東へ攻めてきます。 
彼らはロシアに攻め入る前に絶対にウクライナを通らなければなりません。 
ロシアはこれを利用して、自国の被害を最小限に抑えるために、後退しながら土地を焼き払い、敵軍を疲弊させてから攻めるという焦土作戦という手法を取っていました。 
実際にこの戦争でウクライナの工場や、農場は全て焼き払われ、何百人という民間人が犠牲になりました。 
もし、ウクライナがNATOに加盟してしまうと、ロシアは1576kmにも及ぶ長大な国境を自国の兵力で守らないといけなくなります。これらのことからロシアからするとNATOと自国の間に緩衝剤としての国が必要であり、その役目を果たしてくれるのがウクライナ なのです。

ロシアがウクライナのNATO加盟を拒む理由③
ロシアの軍事拠点「セヴァストボリ」がなくなる

ロシアは18世紀にエカテリーナ2世統治下のロシア帝国にクリミアを併合して以来、不凍港セヴァストボリに軍事拠点を置いていますが、 クリミアを含めたウクライナはロシアにとって死活的とも言える重要性を持ちます。
ソ連崩壊とともに手放してしまったクリミアをロシアはなんとしてももう一度自国の領土に組み入れるために、 プーチン大統領はウクライナのクリミア半島にロシア軍を投入し、クリミアのロシア編入の賛否を問う住民投票を3月16日に実施。97%以上の賛成があったとし、3月18日に一方的にクリミアを併合しました。 
しかし、ロシアのこの行動は一方的な侵略であり、選挙も不正があったことから、クリミアは国際的にはロシア領として認められていません。 このように何百年にもわたってロシアの侵略に遭ってきたクリミアは位置的にロシアの宇宙産業やエネルギー問題、軍事拠点としてなど、様々な意味で重要な役割を果たしており、特に軍事拠点としてはロシアが強国として維持するために大いに役立っています。
というのも、クリミアに駐留する黒海艦隊は、ロシアの海運のおよそ30%が通過する黒海の制海権確保とともに、シリア情勢などに睨みをきかせるためにロシアが地中海に展開している艦隊を支えるロジスティクス拠点でもあります。 クリミアが黒海北部のほぼ中央に位置することから、ロシアはあらゆる海域に迅速に兵力を展開できるのです。 クリミアを支配下に置くことでロシアはヨーロッパで強国を維持してきましたが、 もし、クリミアをNATOに抑えられると、ロシアは黒海から地中海を経て大西洋に抜ける海洋ルートを利用できなくなってしまいます。  一応ロシアは、自国領内の北西に位置するノヴォロシースクにも海軍基地を所持しているため、クリミアを失っても艦隊を維持することは不可能ではないのですが、 ノヴォロシースク基地周辺は突如として強烈な突風が発生する難所として昔から知られており、艦隊の根拠地としてあまりよい条件とは言えません。 
つまり、ロシアにとってクリミアはヨーロッパで権力を握るために必要不可欠な場所なのです。これらの理由から、ウクライナがどうなるかによって、東西のバランス・オブ・パワーが大きく変わるのです。 実際に、フランスの作家ブノワ・メシャンは「ウクライナはソ連(当時)にとってもヨーロッパにとっても決定的に重要な地域のナンバー・ワン」と主張しています。 

メディアが表面的なことしか報じない理由

このように、今起きているウクライナ戦争をはっきりと理解するために、必要不可欠なのが、「地政学」という学問です。地政学は国の地理的な位置から国際情勢を正しく理解するために必須の学問です。しかし、メディアは果たしてこのような地政学をもとに今の情勢を報じているでしょうか? 
メディアが報道していることといえば、
・プーチンは狂っている 
・ロシアだけが悪い 
・ゼレンスキーは英雄だ 
など、断片的に切り取った出来事や、表面的な事ばかりではないでしょうか? 
その結果、国民は ウクライナが災害にでもあったかのように「寄付をしないといけない」と騒ぎ立てたり、 ウクライナ=善、ロシア=悪という構図を疑わず、反戦デモを行うのです。  しかし、メディアが地政学という視点を用いてウクライナとロシアの問題を見ることができないのも無理はありません。 なぜなら、日本は戦後GHQによって地政学という学問を学ぶことを禁止されたからです。

GHQに禁じられた学問

地政学とは、 「国の位置」が「国の性格」「国の戦略」「国の運命」を決めるという考え方を言いますが、 実は、この地政学は 古代ギリシャ、アリストテレスの時代から「政治地理学」の歴史が始まっており、各時代の賢者たちがその理論を磨き上げ、「地政学」という確固たる学問として築かれています。 
しかし、そのような「地政学」をもとにすれば... 
・どういう位置に国があれば、虐殺が繰り返される国になるのか? 
・どういう位置に国があれば、2000年皇統が続く国になるのか? 
・どういう位置に国があれば、生産性を向上させ、GDPを成長させることができるのか? 
が、すべてわかるのです。それだけではありません。 それぞれの国がどういう国家になっていくか?そして、それぞれの国がどの様な戦略を取れば良いのか?も全てわかるのです。
今回の話では、ロシアがどうしてもウクライナにNATO加盟を許せない理由があることを話しましたが、実は、これ以外にも、地政学的にロシアを読み解くといろんなことがわかります。 例えば、 
・なぜ、北方領土を取ろうとしてくるのか? 
・なぜ、アメリカと対立せざるを得ないのか? 
・なぜ、武力行使という手段を使うのか? 
メディアが報じているバラバラに散らばった表面的な事実ではなく、地政学からロシアの行動を読み解くことで、ロシアの今の行動にスッと通った1本の線が見えてきます。 しかし、このように強力な学問である「地政学」は、日本では封印されてしまいました。「二度と日本が欧米の脅威にならぬように」と、GHQの検閲によって「地政学」をもとにした軍事研究や外国資料などが、取り上げられてしまったのです。そのため、戦前では当たり前のように使われていた「地政学」も、今では馴染みのないものになってしまいました。 「地政学」をもとに考えれば、今のロシア・ウクライナ問題は簡単に理解できるはずが、「地政学」という視点を取り上げられてしまった日本には、それが難しくなってしまったのです。

ロシアの行動原理を正しく読み解くには?

しかし、この地政学をインストールすることで、 ロシア・ウクライナ問題は地政学を用いると簡単に争いの原因が浮き彫りになること。そして、日本では、戦後GHQによって地政学を学ぶことを禁じられたばっかりにメディアが表面的な情報しか流さず、いつまでたっても事態の全貌が見えてこないことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
ここまでロシアがウクライナ侵攻を続ける理由を地政学で説明してきましたが、 実は、ロシアがウクライナに侵攻しているのは地政学的な理由だけではありません。 他にも、歴史や民俗学の観点まで取り入れると、今回のウクライナ問題、ロシアの行動原理をさらに深く理解することができます。
その例として、ロシアとウクライナの出自の関係が挙げられます。 ロシアはウクライナのことをロシアの一部だと思っているのです。 というのも、ロシアとウクライナは歴史を辿れば、同じキエフ大公国の東スラブ族が源流です。 
しかし、ロシアはウクライナのことを「小ロシア」と呼び、まさにウクライナはロシアの一部だと思い込んでいるのです。 
実際にプーチン大統領は「現代のウクライナは全てロシアによって作られた」と発言しています。 ロシアからすると、ロシアの一部の国が反ロシアを掲げることに我慢ならず、怒っているのです。
これ以外にも、 過去にロシアは戦争を繰り返し、その多くが侵略戦争だったことから、自国が少しでも危機だと感じたら武力で相手を侵略する習慣が染みついていたりと いろんな要素が複雑に絡み合っているのです。 

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