ケルトン教授が日本に来てくれました。僕もちょっと貢献しました。嬉しい。メディアもやっとこのMMTを正確に報道するようになりました。
現在のお金の世界は金本位制ではなくなったので、金の保有量に制約されて発行量を制約されなくなった世界で考えなくてはならないのです。お金とは金(きん)のようなモノじゃなく、「貸し借りの記録・データ」に過ぎなくなったのです(アメリカはニクソン大統領の時代に金本位制を止めました)。
自国通貨を政府はどんどん生み出し発行できる世界。その無から創出されたお金を社会に投資(財政出動)できます。ただし、無限にお金を発行できるかと言うと条件があります。需要不足・デフレ脱却するまで大丈夫。
政府はお金の量を社会の状態を見ながらインフレ・デフレを調整し(金融政策)、そして税などの機能(財政政策)を使って公平な再分配が可能なのです。
国家の介入を嫌うグローバル経済のやり方だと、公平な再配分など到底考えてくれないし、国民を犠牲にしても気にしなくなってるのが現状です。日本の経団連はそんなやり方を支持しています。それはけっこう無慈悲なことです。ほんとは日本人のいいところ、三方良しでやってほしいけど…。
※下記はケルトン教授の記者会見です。
■【記者会見】MMT提唱者 ステファニー・ケルトン ニューヨーク州立大学教授[桜R1/7/17]
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