2021年1月20日水曜日

デヴィッド・グレーバー「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)」について【日本語字幕】

資本主義はどうでもいい仕事を作っては、価値を上げ人件費や材料費などのコストを下げ、安く大量の規格品を作っては売りつける。分業でしかもマニュアル化してその部分としての人物が簡単に替えが効くようにする。チャップリンの映画のように企画に合わない付いていけないダメ人間は疎外されたり、あの個人として信念を持ったり頑固で融通の利かない職人など要らないようにする。

安く使われた労働者は、安いものしか買えなくなり…しかも政府は借金で大変ねぇ…などと心配する「いい人」なのである。金がないんだから仕方がないわねぇ…金がないのは僕たちで、資本家や政府はそんなんじゃない。特に政府は通貨発行権があり借金は自国通貨建てなのでどうにでもコントロールできる、そんなお金の生る木を持ってんだ。

グレーバーさんはコロナの中、去年死んでしまったが、このブルシットジョブというアカラサマにしたく無い秘め事は、コロナの混乱の中、みんなの口々に上り始め、目を覚まさせている。でもこのことに最初に気づいたのは、あのカール・マルクスのようだ。資本家やたぶん国家からのあの「疎外」というお話。

※関連動画…※僕も保険会社の穴持ちみたいな仕事をすることがあるけど、全部がダメだってことはないと思うけど、必要ない仕事や精神的に追い詰める仕事もあるってことを知ってほしい。でもクソどうでもいい仕事で、自分を失ったり、精神的に追い詰められおかしくならないようになればと願う。

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