2024年6月9日日曜日

緊急LIVE!浜崎洋介さんとメディアは報じない紅麹、NTT法、あれこれ。

松岡正剛著、2冊を読了。『17歳のための世界と日本の見方~セイゴオ先生の人間文化講義』『誰も知らない世界と日本のまちがい~自由と国家と資本主義』

まあイギリスが三角貿易で作った資本主義…でも社会科学者小室直樹先生によると日本でも江戸時代にはそれなりの資本主義の精神があったということで、明治時代にはすぐさま資本主義を受け入れられた経緯がある。

今は、レーガン・サッチャー時代の中曾根康弘に始まり小泉純一郎・竹中平蔵で加速した世界を支配するパクスアメリカーナの帝国新自由主義を何のクッションも無しに直接受け入れてしまった日本政治。松岡翁のいうアメリカの属国としての新植民地になってる日本政治。
生きてく時に守らなければならない大切なものまでお金にしてしまい、ダメ人間は去れ的な自己責任弱肉強食“自由”競争の社会は、そこに住まないグローバル資本家によって遠隔操作され、代理戦争をさせられ、国土やインフラや共同体まですり鉢で粉々にしてしまう。粉々になった後は、ご察しのようにグローバル企業が乗り込んで、自分たちの思い通りな“再建”で儲けさせて頂くって寸法…正に新植民地なのだね。
世界を自分たちの都合の良いように、ズタズタにしてきた西欧+アメリカの「近代」。彼等の中だけの「自由・民主主義・平等」を違った文化にも押し付けてくる一神教的な傲慢さと正義とは、ホントは貴方たち自分自身が悪魔で、それを暴力で隠してんだよなぁ…。

もう一度ゲルマンアングロサクソンの個人主義とは違った、日本の社会や精神文化…というか自分自身も含めて、松岡翁が言う、今までの日本のやり方…
苗づくりから始まる、小さきものから大切に育てる日本流に「1.5人称」で丁寧に生命観や慈しみを持って作り直すべき時が来てるのかもしれない。
そもそも日本社会にあった個人主義って、江戸期に育まれた武士道から引き継がれた延長にある個人主義だったようで、西欧社会における近代の「個人主義」とは異なっていたので、『私の個人主義』を口演した通り、江戸時代に散々深めてきた人とはどう生きるべきかの教養があった明治人の夏目漱石には違和感があったのだろうと思う。

【参考動画】
悪魔のひき臼としての資本主義|浜崎洋介×川嶋政輝

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