2020年2月25日火曜日

中沢新一『贈与』~「大真実~これからを生きるための43章」新潮1995年4月臨時増刊より

※お金自体はただの貸し借りの記録の数字で、こないだうちの猫に聞てみたが、やっぱり何の価値もない。金や金儲け自体を目的とすることは可笑しいしケチで寂しい。
それをどう使うか…その時気持ちが表現されるのである。相手が喜ぶように相手の気持ちが元気になるように、思いやりを持ってそっと渡すのである。そうするとその相手もまた誰かに、喜ぶようにそっと渡す。そしてその人も…。魂や霊がぐるぐると回り、生き易い世の中ができていくのである。これが、贈与経済である。気持ちの問題、魂の問題、想像力、ユーモアの問題なのだ。
金のないやつぁ俺んとこに来い、俺も無いけど心配すんな。おいらが大統領になったら、あんたに年間1人当たり100万円をポンとあげたい(^_-)-☆
下記は、大好きな内田先生の考えです。
経済成長の終わりと贈与経済の始まりについて - 内田樹の研究室
「贈与経済」論(再録) - 内田樹の研究室

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